サーバー名と lmgrd ポート番号
クライアント側のライセンスファイル license.dat と、ライセンスサーバー側のライセンスファイル Maple[バージョン名].lic に記載されたサーバー名が一致していることを確認してください。
license.dat 中のサーバ名と lmgrd ポート番号の記述:
SERVER server_name ANY lmgrd_port_number
Maple[バージョン名].lic サーバ名と lmgrd ポート番号の記述:
SERVER server_name DISK_SERIAL_NUM=aaaaaaaa lmgrd_port_number
これらは、下図で確認できます。
maplelmg ポート番号
maplelmg のポート番号がMaple[バージョン名].lic ファイル中で宣言されているか確認してください。
maplelmg ポート番号の記述:
VENDOR maplelmg PORT=28010
28010 から、解放されている任意のポート番号、またはネットワーク上で開放可能なポート番号に変更可能です。
これらは、下図で確認できます。
ネットワークライセンスのサンプル画像
以下の画像に示したように、ライセンスファイル中の3か所の記述を変更可能です。サーバ名 (1)、 lmgrd ポート番号 (2)、 maplelmg ポート番号 (3)。
ライセンスファイルでは、ディスクシリアル番号(ボリュームシリアル番号)ではなく、単一のホストIDを使用することもできますが、これはアクティベーションの際に決定する必要があります。
注意: ライセンスファイルへの変更を有効にするためには、サーバーを再起動する必要があります。
ファイアウォールでのポートの開放
ポートが開放されているかどうかの確認方法は、こちらを参照してください。Windows ファイアウォールのポートの開放は以下の手順で行います。
1. Windows 検索から「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」を開きます。
2. 「受信の規則」を選択し、右クリックして「新しい規則」を選択します。
3. 「新規の受信の規則ウィザード」から「ポート」を選択し「次へ」をクリックします。
4. 「TCP」を選択し「特定のローカル ポート」にポート番号を入力して「次へ」をクリックします。
5. 「接続を許可する」を選択し「次へ」をクリックします。
6. ネットワークタイプを選択し「次へ」をクリック後、「名前」入力し「完了」をクリックします。
7. 「送信の規則」を選択し、右クリックして「新しい規則」を選択、同様に3‐6の設定をします。
注意: この設定は、サーバー側とクライアント側マシンの両方で行う必要があります。同様に、ネットワーク上とサブネットワーク上の両方で設定する必要があります。
異なるファイアウォールを利用している場合は、各ベンダーのウェブサイトより、ポートの開放方法の説明書を入手し、設定を行ってください。