ネットワーク上でMapleをアップグレードすると、エラー:「Invalid or missing license file」の一種である、エラー:「No such feature exists」が表示される場合があります。

通常、この問題の原因としては、以下のようなシナリオが考えられます。
- 古いバージョンのライセンスマネージャーを利用しています。使用するバージョンの Maple に対応した Network Tools がインストールされているか確認してください。
- 使用するバージョンの Maple のライセンスが LMTools で設定されていません。以下に示したように、「Config Services」ウィンドウで、Maple のライセンスファイル(バージョン含む)が正しく指定できているか、ファイルのパスを確認してください。
- サービスを再構成した後に再起動をしなかったため、新しいライセンスがサーバーから配布されていません。
- LMTools を開きます。
- 「Start/Stop/Reread」タブを選択します。
- 「Stop Server」ボタンのすぐ下にある、「Force Server Shutdown」チェックボックスをオンにします。
- 「Stop Server」ボタンをクリックします。
- サーバーの停止を確認したら、「Force Server Shutdown」チェックボックスをオフにして、「Start Server」ボタンをクリックします。
- 古いライセンスマネージャーがまだ起動しているか、あるいは古いバージョンの Maple 用に別のサービスが設定されており、マネージャー/サービスを上書きしています。ライセンスには過去2バージョンの認証情報も含まれており、これらのライセンスのサービスは不要になりますので、古いバージョンの Maple のサービスをシャットダウンしてください。
古いバージョンの Maple にアクセスする必要がある場合は、ライセンスファイルのコピーを技術サポート support_jp@maplesoft.com まで送信してください。
- ライセンスファイルはライセンスマネージャーで適切に構成されていますが、ホストベースまたはユーザーベースのライセンスであり、対応するオプションファイルが見つからないか、正しくセットアップされていません。