Maple をサーバー上で実行する、唯一の FLEXlm サービスにすることを強く推奨します。(つまり、Maple Network Tools 用に専用のサーバーを用意します。)
Maple と同じサーバーから他のサービスを実行する場合、これらのプログラムは、必ず Maple と同じアーキテクチャ(32-bit または 64-bit)である必要があり、また、Maple と同じバージョンの FLEXlm を使用しなければならない可能性が高いです。(たとえば、Maple 2019 は、FLEXlm 11.13.1.2 を使用しているため、他のプログラムも 11.13 を使用している場合は、正しく動作する可能性があります)。
上記の推奨事項を確認した上で、以下を試すことができます。
- 1つを除いて、すべてのライセンスマネージャーをシャットダウンします。
- 上記のライセンスマネージャ内で、ライセンスマネージャープログラムごとに個別のサービスを追加します。
- 上記の各サービスを構成する際は、(Maple のインストールガイドに従って )すべてのサービスが、手順1で選択したライセンスマネージャーによって生成された lmgrd.exe ファイルを指定していることを確認してください。Mapleの場合、この lmgrd.exe ファイルは通常以下のディレクトリ内にあります。
Windows:
C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe
Mac:$HOME/Applications/Maple_Network_Tools/FLEXlm/11.13.1.2/lmgrd.exe
Linux:$HOME/MapleNetworkTools/FLEXlm/11.13.1.2/lmgrd.exe
- 各プログラム固有のデーモンを、前述の手順で指定した lmgrd.exe ファイルを含むフォルダーにコピーします。Mapleの場合、ファイルは maplelmg.exe であり、LMTools によって生成された lmgrd.exe ファイルと同じフォルダにあります。
- まず、1つのサービスを開始して機能するかどうかを確認し、以前のサービスがすべて正常に機能していると想定して、残りのサービスを1つずつ開始してゆきます。