コンピュータのホスト ID は、Maple がライセンスファイルの有効性確認のために使用するものであり、オペレーティングシステムを更新した場合に(または別のインターネット接続を使用した場合でも)変更される恐れがあります。これにより、ライセンスファイルが無効になります。この場合、新しいホスト ID と現在のライセンスファイルを support_jp@maplesoft.com に送信して、ライセンスファイルを更新できるようにしてください。
Maple が読み取るホスト ID を確認するには、以下のコマンドを実行します。ホスト ID はネットワーク接続に基づくため、すべてのネットワーク接続がオフのときに、これらのコマンドを実行することを推奨します。
古いバージョンの Maple の場合、使用している Maple のバージョンに対応するように、パスの Maple 2018 の部分を読み替えてください。
手順:
Maple 2020
Windows (コマンドプロンプトを利用):
- Windows の 検索に cmd と入力して、Windows でコマンドプロンプト検索します。次に結果を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを1つずつ、コピーしてコマンドプロンプトに貼り付けEnter キーを押して実行します。
cd "C:\Program Files\Maple 2020\bin.X86_64_WINDOWS"
flexhostid.exe > "C:\Users\%USERNAME%\Desktop\readhostid.txt"
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます。
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB VDH1=ABCD1234"
これをオフラインアクティベーションで使用する場合は、ファイルの「AAAA1111BBBB VDH1 = ABCD1234」の部分(引用符なし)をコピーして、オフラインアクティベーションの Web フォームにホスト ID として直接貼り付けることができます。値を貼り付けた後、ホスト ID を(スペースではなく)カンマで区切ります。
Windows (代替のコマンドプロンプトを利用):
上記コマンドの入力でエラーが発生した場合は、最初にコマンドプロンプトを「管理者として実行」する必要があります。または、次のように入力することもできます。
vol
コマンドラインに XXXX-YYYY 形式の出力が表示されます。これをハイフン(-)なしでディスクシリアル番号(DISK_SERIAL_NUM = XXXXYYYY)として、オフラインアクティベーションのフォームに入力すると、利用可能なライセンスファイルが生成できます。
Macintosh (ターミナルウィンドウを利用):
- Macでターミナルを開くために、画面の右上隅にある虫眼鏡のアイコンクリックします。次に、検索ボックスに「ターミナル」と入力します。ターミナルアイコンが表示されたら、ダブルクリックします。
- ターミナルウィンドウが開いたら、以下のコマンドを1つずつ、コピーしてターミナルに貼り付けEnter キーを押して実行します。
cd "/Library/Frameworks/Maple.framework/Versions/2020/bin.APPLE_UNIVERSAL_OSX"
./flexhostid > "$HOME/Desktop/readhostid.txt"
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます。
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB VDH1=ABCD1234-AA11-BB22-CC33-ABCD12345678"
上記の例より長くても短くても問題ありません。これをオフラインアクティベーションで使用する場合は、ファイルの「AAAA1111BBBB VDH1=ABCD1234...」の部分(引用符なし)をコピーして、オフラインアクティベーションの Web フォームにホスト ID として直接貼り付けることができます。値を貼り付けた後、ホスト ID を(スペースではなく)カンマで区切ります。
Linux(ターミナルウィンドウを利用):
Maple が読み取ったホスト ID を確認するために、ターミナルウィンドウで以下を実行します。
cd "$HOME/maple2020/bin.X86_64_LINUX" ./flexhostid > "$HOME/Desktop/readhostid.txt"
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます。
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB VDH1=ABCD1234AA11_BB22"
表示内容は Linux のディストリビューションによって大きく異なる可能性があるため、上記の例より長くても短くても問題ありません。これをオフラインアクティベーションで使用する場合は、ファイルの「AAAA1111BBBB VDH1=ABCD1234...」の部分(引用符なし)をコピーして、オフラインアクティベーションの Web フォームにホスト ID として直接貼り付けることができます。値を貼り付けた後、ホスト ID を(スペースではなく)カンマで区切ります。
注意: ./flexhostid 実行時にエラーが発生した場合は、いくつかの32-bit 互換ライブラリをインストールするか、 ifconfig を利用してホスト ID を見つける必要があります。
重要: Maple が使用するホスト ID は、 hostid コマンドが返すものとは異なります。
Maple 2018 以前
Windows(コマンドプロンプトの利用):
cd "C:\Program Files\Maple 2018\bin.X86_64_WINDOWS"
set "f=C:\Users\%USERNAME%\Desktop\readhostid.txt"
lmutil lmhostid -vsn > %f%
lmutil lmhostid >> %f%
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます。
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB"
オフラインアクティベーションには、 AAAA1111BBBB を使用してください。
この情報を技術サポート ( support_jp@maplesoft.com )に送付する際は、ファイル全体を送信してください。
2番目のコマンド実行に問題がある場合は、代わりに以下のコマンドを使用してください。
cd "C:\Program Files\Maple 2018\bin.X86_64_WINDOWS"
lmutil lmhostid
結果をコピーしてテキストドキュメントに貼り付けます。
Macintosh (ターミナルウィンドウの利用):
cd "//Library/Frameworks/Maple.framework/Versions/2020/bin.APPLE_UNIVERSAL_OSX"
./flexhostid > "//Users/$USER/Desktop/readhostid.txt"
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます。
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB"
オフラインアクティベーションには、 AAAA1111BBBB を使用してください。
この情報を技術サポート ( support_jp@maplesoft.com )に送付する際は、ファイル全体を送信してください。
Linux(ターミナルウィンドウの利用):
cd "//home/$USER/maple2018/bin.X86_64_LINUX"
./flexhostid > "//home/$USER/Desktop/readhostid.txt"
すべての情報を含む「readhostid.txt」ファイルが作成され、デスクトップに保存されます。
このファイルには、以下のようなものが含まれます
The FLEXnet host ID of this machine is "AAAA1111BBBB"
オフラインアクティベーションには、 AAAA1111BBBB を使用してください。
この情報を技術サポート ( support_jp@maplesoft.com )に送付する際は、ファイル全体を送信してください。
注意: ./flexhostid 実行時にエラーが発生した場合は、いくつかの32-bit 互換ライブラリをインストールするか、 ifconfig を利用してホスト ID を見つける必要があります。
重要: Maple が使用するホスト ID は、 hostid コマンドが返すものとは異なります。